お役立ちコラム

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妊娠4週目の過ごし方と食生活

2015年11月04日(水)12時54分
カテゴリ:お役立ちコラム 妊娠4週目 

妊娠4週目、それはつまり生理予定日~1週間遅れまでを指し、生理予定日を過ぎ、妊娠かもしれないと思い始める人が多い時期です。つまりこれまで自分が妊婦さんだという自覚がなかった状態から、妊婦さんだとわかり食べ物や過ごし方を変化させる時期です。

タバコとアルコール

妊娠を計画的に行っている方であれば、すでにタバコやアルコールはやめているという人も多いですが、自分が妊婦さんだという認識がなく妊娠4週目を過ぎて自分が妊婦さんだと判明するまでタバコを吸っていたり、アルコールを摂っている妊婦さんも中にはいます。それは仕方のないことですが、判明するなり直ちに止めるべきです。
つわりが始まるとそれまでタバコを吸っていたりアルコールを嗜んでいた人も、自然と受け付けなくなってくる話しを妊婦さんからよく聞きますが、タバコもアルコールも1mmもいいことがないので必ずやめなければいけません。
止めることがストレスになる、という話しを聞くことがありますが、赤ちゃんにとってタバコとアルコールは神経系のストレスとなり、赤ちゃんの免疫力を下げ発育ばかりか良くない結果を招くものでしかありません。

葉酸

妊娠が発覚したら、すぐに葉酸を積極的に摂取するよう推奨されていますね。この情報はほとんどの妊婦さんが知っているかなりメジャーな情報です。しかし葉酸もサプリメントで摂っていた場合摂りすぎていたり、摂りすぎることで逆に良くない影響が出ることもあるという報告もあります。
また葉酸は赤ちゃんの神経系が作られていく過程で重要な栄養素であるため、妊娠が分かる前から妊娠4ヶ月(16週)くらいまでに必要だという考え方もあり、それ以降はそんなに意識して摂らなきゃということでもないという考えもあります。
この辺は個人の裁量に任せるべきことですが、個人的には妊娠する前から、食べ物(特に野菜)を中心に、コンディションを整える食生活を送っていることが最も大切だと考えています。

運動

ランニングなど激しい運動をすると、初期流産のリスクが上がりそうなイメージがありますが、12週未満の初期流産は、母体側ではなく、胎児側の染色体異常など先天的な問題だと言われています、つまり、この時期に自分が妊娠していると知らずランニングなどをしたからといってそれで流産ということは考えにくいです。
考えにくいのですが、激しい上下に揺れるような運動や体を前後に折り曲げる運動はあまり良くないので、運動は16週の安定期を過ぎるまではウォーキング程度にしておくのがベストです。

つわりの軽減につながる白湯

私が妊婦さんに絶対に勧めたいのは「朝食前の一杯の白湯」です。この朝食前の一杯の白湯はあらゆる意味において、妊婦さんの調子を整え赤ちゃんの発育を促します。

・消化力を上げる→食べたものをしっかりと消化できる→赤ちゃんの栄養になる
・消化力を上げる→胃腸内の未消化物を浄化する→つわりを軽減させる
・消化力を上げる→胃の温度を高く保つ→支給の温度も高く保てる→赤ちゃんの発育を促し安定させる

妊婦さんが妊娠期間中に白湯を飲んで週数を重ねていくことは、非常に大きな安定につながります。
白湯の作り方はカテゴリー「消化力」に書いてありますので、参考にしてください。

妊娠4週目の特徴と赤ちゃんの変化は?

2015年10月29日(木)16時15分
カテゴリ:お役立ちコラム 妊娠4週目 

妊娠4週目とは、生理予定日~1週間遅れまでを指すため、生理予定日を過ぎ、妊娠かもしれないと思い始める人が多い時期です。実際にはまだ大きなつわりが見られないため、大きな変化はありませんが妊娠検査薬でも陽性反応が出るようになります。妊婦さんの体も下腹部の痛みや胸の張り、眠気が生じますがまだ自分が妊婦さんだという自覚が薄い時期です。

妊娠4週目の身体に起こる変化

妊娠4週目とは、生理予定日から一週間遅れまでの期間であり、この時期になると、「妊娠してるかも?」と徐々に思う方もいる時期です。この頃からホルモン分泌によって妊娠初期症状が出始める方が多いのですが、具体的には以下のような症状でまだそれほど吐き気がひどくなって大変という段階の妊婦さんは少ないようです。

  • 下腹部の痛み
  • 胸の変化
  • 眠気やだるさが顕著

 

下腹部の痛みがある

妊娠するとhCGホルモンが大量に分泌されます。hCGホルモンとはヒト絨毛性ゴナドトロピンといい、妊娠中に産生されるホルモンです。この時期そのhCGホルモンが黄体を過剰に刺激することにより卵巣が腫れるため、下腹部に痛みが生じることがあります。生理痛でも下腹部に痛みが生じたりするのですが、妊娠している場合基礎体温が高い状態が続き、生理痛のように低温期には入らないことも特徴的です。また、妊娠4週目には胎盤が形成されることから、下腹部に違和感や痛みを感じることがあります。

胸の変化

妊娠すると卵胞ホルモンが働き、母乳を作る準備が始まるため乳腺組織や母乳の通る乳管が発達します。乳管の発達の影響によって、胸の張りが続いくことがあります。色素の変化なども特徴と言えます。

眠気やだるさがある

妊娠初期には、プロゲステロンというホルモンが増加します。このプロゲステロンが眠気を引き起こすため、昼間でも眠くだるくなる傾向があります。この眠気やだるさは、妊婦さんに聞いていると尋常な眠気やだるさではなく、通常では考えられないくらい眠くなったり、だるくなったりするようです。話しを聞いている妊婦さんの中には、眠いというよりも、「起きてられない」という表現を使う妊婦さんもいます。

 

妊娠4週目の赤ちゃんの成長

妊娠4週目のエコー画像
画像:runaruna412.cocolog-nifty.com

妊娠2ヶ月目に入っていく時期ですが、この時期の赤ちゃんは0.3mmから2mm前後という非常に小さなものです。平らな円盤のような形から、徐々にヒダがついたゾウリムシのような形に変化し、頭とお尻の区別がつくようになります。

  • 3胚葉が形成され始める
  • 心臓管が形成される
  • 胎盤が働き始める

 

3胚葉が形成され始める

3胚葉とは受精後に形成される、内胚葉・中胚葉・外胚葉の3種類の胚葉の事を表します。3胚葉が各器官を形成していきます。

  • 内胚葉:消化器官や呼吸器官を形成
  • 中胚葉:骨・心筋・赤血球などを形成
  • 外胚葉:神経や感覚器官を形成

頭とお尻の区別がつくようになり、後にさまざまな組織や器官を形成する3胚葉ができ始めます。

心臓管が形成される

赤ちゃんが体全体に血液を送るために、心臓管が形成されます。妊娠4週の終わり頃には、心臓管から赤ちゃん全体に血液が行き渡るようになっていきます。

胎盤が働き始める

また、未完成ながら胎盤が少しずつ働きはじめます。母体から栄養や酸素を赤ちゃんに送り、赤ちゃんから老廃物を運び出せるようになります。

なぜつわりにグレープフルーツや生姜、ミントが効果的なのか。

2015年10月28日(水)15時38分
カテゴリ:お役立ちコラム つわり 

なぜつわりにグレープフルーツや生姜、ミントが効果的なのか。

つわり。
妊婦さんにとってつわりは第一の山場です。指圧マッサージ治療を通し多くの妊婦さんと話しをしてきましたが、妊婦さんは色々な情報をくれます。
つわりは本当に個人差が大きく、全くつわりがない妊婦さんから、頭痛(目の奥から首と後頭部の付け根に貫通するような鈍痛)ばかり起きる妊婦さん、食べていないと気持ち悪くなる妊婦さん、全く食べられない妊婦さん(水を飲むのも気持ちが悪い)、食べていても食べていなくても気持ち悪い妊婦さん、別に大したことでもないのに何か責められているような気がして悲しくなる妊婦さん、旦那さんの匂い(体臭や整髪料)が耐えられない妊婦さん、ご飯の炊ける匂いがまったく受け付けられない妊婦さん、焼魚の匂いが耐えられない妊婦さん、台所に立てない妊婦さん、スイカだったら食べられる妊婦さん、急にマックポテトや唐揚げくんが食べたくなる妊婦さん、眠れない妊婦さん、夕方になるとつらくなる妊婦さん、仕事をしていたほうがまだ楽な妊婦さん、少しあげただけでも様々な妊婦さんが私のところに来ます。
どれか当てはまるものはありましたでしょうか。つわりは確かに大きく分けて、つわりがある妊婦さんない妊婦さん、食べられる妊婦さん食べられないさん、に分けられますが、この両者の違いはどこから生じているのでしょうか。

つわりはこれだけ西洋医学が発達し、微細なものまで研究できるようになったのにまだ原因がわかっていません。一応の理由としては、
・黄体ホルモンや絨毛性ゴナドトロピンが大量に分泌されるため。この期間がつわりの時期と重なるので、これらの変化があまりに急激なので体が調整しきれないのではないか。という考えがありますが、これも因果関係がないかもしれないと言われています。なのでよく分かっていないため、「妊娠期間中はホルモンのバランスが変わってアンバランスになるから」という曖昧な答えが一般的になっています。

指圧マッサージを受けにつわりの時期に妊婦さんもたくさん来ていて、つわりのつらさをよくよく話してくれますが、つわりがある妊婦さんはつわりが終わるまでがまず妊期間中のひとつ目の山場だと思っています。

つわりがあっても楽に過ごしたいし、早く終わらせたいですね。
だからこのコラムを書きます。私が妊婦さんを見てきて、話しを伺ったり自分で妊婦さんに関する食事や過ごし方の勉強会などに行き実感としてこれはつわりがある妊婦さんに効果がある、つわりの時期少し楽になる、早く終わらせることができる、というものを紹介していきます。

つわりを軽減させるもの

グレープフルーツ レモン 生ハチミツ 生姜 ザクロ ケール ミント ウォーキング 白湯

これらがなぜつわりを軽減するのか、それは現代医学ではわかっていないのですが、実践主義的に経験からこれらがつわりを軽減させてくれる傾向は間違いなくあります。
アーユルヴェーダという伝統医学を勉強していたところ、なぜこれらがつわりを軽減するのかを理解するヒントがありました。
つわりとは、体質の変化に伴いkaphaが増える状態にあるとアーユルヴェーダの医師に言われたことがあります。
kaphaとは水の質なのですが、この水の質kaphaが増えると非常に気持ち悪く、気持ちも体も重くなり、いつも船酔いのようなひどい吐き気や悪心、時には頭痛など様々なことが起こります。
つまりつわりの時期にkaphaを安定させるような試み(それがグレープフルーツやレモン、生ハチミツなど)が、つわりを軽減させてくれるのです。
kaphaがなんであるかという問いは、アーユルヴェーダという医学を勉強し、ある程度慣れていないとわかりづらいのでここでは省略しますが、妊婦さんはつわりの時期、このkaphaを安定させる(下げる)行動や、食事を取り入れると、「あれつわり少し楽な時間ができたかも」とか「つわりだんだん終わっていくかもしれない」といった嬉しい感覚がる日が増えていきます。

つわりは通常4、5、6週〜14、15、16週くらいまで、ピークが9〜12週といった感じです。しかし人によっては18週になっても、20週をすぎてもという方もいます。
このつわりが終わる早さにも個人差があり、つまり増えたkaphaが安定してくるまでにも個人差があります。
つわりは長ければ長いほどつらく、妊娠期間がつらいものになります。
「つわりを楽に早く終わらせる」これが一番望ましいので、つわりで苦しんでいる妊婦さん、これからつわりがくる可能性がある方は以下のポイント(kaphaを安定させる)を心がけてみてください。
きっと楽に早く終わらせることの助けになります。

つわりを楽に早く終わらせるために試してみると良いこと

1:白湯を飲む
2:少し体を動かす(ウォーキング程度)
3:グレープフルーツジュース、ザクロジュースに小さじ1杯レモンを入れ空腹時に飲む
4:加熱や温めない状態のハチミツを小さじ一杯空腹時に舐める

この4つはどれもつわりを軽減させてくれます。しかし妊婦さんによっては、これらができないくらいに気持ち悪かったり、受け付けない方もいらっしゃいます。
できるものからになりますが、少しでも楽につわりを乗り越えていただきたいので試してみてください。

妊娠期間中なぜむくむのか。循環器の変化のはなし。

2015年09月19日(土)14時14分
カテゴリ:お役立ちコラム むくみ、つり 

妊婦さんはむくみます。これは多くの妊婦さんの指圧マッサージをしていて本当に感じることです。実際に足首、くるぶし、足の甲がパンパンにむくみ、曲げるのも痛いような妊婦さんが何人も来ています。
しかし、全ての妊婦さんがむくむかと言われると、むくむ人、むくまない人の差はかなりあります。指圧マッサージに来る妊婦さんの脚を見ていても、ほぼむくまずに出産を迎える妊婦さんも少なくありません。この違いはなんでしょうか。当初私は、血圧がPointなのではないかと思っていました。一般的に妊婦さんは高血圧になりやすく、高血圧とむくみは大きな関係を持っているからです。高血圧は腎臓のろ過機能を低下させます。腎臓の機能は、体内の不要な老廃物を血液を介しろ過し、尿として体外に排出します。腎臓には網目のような構造をもった糸球体というものがありますが、高血圧が長く続くと、糸球体の血管に圧力がかかるため動脈硬化を起こす可能性があり、ろ過機能を低下させてしまいます。

妊婦さんは妊娠後期にかけ高血圧に傾きやすい

妊婦さんの特徴として、高血圧に傾きやすい傾向があります。これも個人差があり、妊娠以前と変わらない、低血圧が続くという方もいますが、高血圧が強く出る妊婦さんもいます。現代医学でもなぜ妊婦さんが高血圧になりやすいのか、これは分かっていません。妊娠前までは異常がなかったのに、妊娠中に高血圧、蛋白尿、むくみのいずれかが現れる症状を「妊娠中毒症」と呼んでいました。現在は母体と胎児になんらかのトラブルが起こるリスクは、蛋白尿やむくみよりも高血圧が中心であるということがわかってきたため、「妊娠中毒症」という呼び名を廃止し、高血圧をともなうたんぱく尿などの異常(高血圧のみである場合も)を「妊娠高血圧症候群」と呼ぶようになりました。
妊娠高血圧症候群は、胎盤の血管が作られる際になにか異常があった場合発症するという説が有力ですが、まだ詳しい因果関係はわかっていません。妊娠高血圧症候群になりやすい人の傾向としては、もともと高血圧、糖尿病、腎疾患があるなど、肥満、高齢、多胎妊娠などがあげられ、遺伝するものでもあるため、妊婦の母親が妊娠高血圧症候群であった場合も、発症のリスクが高まるともいわれています。
このように妊娠高血圧症候群にはむくみが伴うケースが多いので、高血圧とむくみは関係が深そうですが、高血圧になりやすい妊婦さんばかりがひどいむくみが出るのということでもなく、中には低血圧、貧血の妊婦さんでもひどいむくみが出たりします
妊娠中期から後期にかけてむくみという症状が多くみられ、およそ10週の台の妊婦さんはそれほど大きなむくみが出ていないケースが多いので、何か赤ちゃんが大きくなること、お腹が前に出てくることや循環する血液の変化もむくみと関係があるのかもしれません。

妊娠・出産に伴う心臓や血管の変化

妊娠期間中からだの中では、おなかの中の赤ちゃんを育て出産するため、心臓や血管に大きな変化が起こります。

(1)血液量が増える
妊娠すると、からだを循環する血液量は徐々に増加します。特に血液中の液体成分である血漿(けっしょう)は、妊娠6週目頃から増え始め、20週後半には妊娠前より平均して50%増えると言われています。そしてこの血液量が増えることには3つの利点があります。

①新しくできた血管への血液の供給
妊娠の経過とともに、胎児を育む子宮は大きくなり、必要とする血液量が増え、新たな血管もできてきます。血液量が増えることで、新しくできた血管にも十分に血液が行きわたります。

②心臓への血液(静脈血)の戻りを補う
妊婦さんの腹部にある静脈は、大きくなっていく子宮によって圧迫されやすくなり、足などからの血液が心臓へ戻りにくくなります。(これが妊娠中期から後期にかけむくみやすくなる原因の一つであるとも考えられます)。血液量の増加によって、心臓へ戻る血液の量が減りにくいようになります。

③出産時の出血に対する備え
分娩時には平均で300~500ml(ミリ・リットル)ほど出血します。しかし、血液量が増えることで、このような急激な出血に耐えられるようになっています。

ここで注意が必要なのは、血液量がもとの量に戻るのに、産後数週間かかるということです。分娩時には出血で、一時的に血液量が減少しますが、その後数日間は、子宮が収縮し、子宮にプールされていた血液が心臓に戻ってくるため、再び血液量が増えます。こうして増加した血液量が正常に戻るまでに、出産後、約4~6週間かかるといわれています。

(2)心拍数(脈拍数)の増加
よりたくさんの血液を全身に送り出すために、心拍数(脈拍)も妊娠前に比べ約20%まで増加します。また、妊娠中に脈が速かった反動で、産後には脈がゆっくりになる傾向があります。

(3)血圧は低く
妊娠中に増える女性ホルモンには血管を広げる作用があるため、妊娠初期から中期にかけて血圧は低下します。しかし、妊娠後期には血圧は妊娠前とほぼ同じか、もしくはやや高値となります。妊娠後期、30週を過ぎてから急にむくみが出る方もなかにはいますが、この血圧が後期にかけ高くなることが影響していると考えられます。

(4)血液は固まりやすく
妊娠中は女性ホルモンの影響で、血液を固まらせる物質が増加します。これにより、流産や分娩などの出血時に出血が止まりやすくなる反面、血管内で血液が固まり(血栓)、血管を詰まらせるリスクが高まります。

(5)大動脈も変化
妊娠中は女性ホルモンの影響で、全身に血液を送る太い血管である大動脈の壁がもろくなります。

このように妊娠期間中から産後にかけ、様々な循環器、心臓や血管の変化がみられそれが人によっては「動悸や息切れをしやすくなった」、「むくみが取れなくなった」、「朝特に痺れが出るようになった」といった不調につながるのです。
私が妊婦さんの指圧マッサージ治療をしていて感じるのは、むくむ妊婦さんは基本的には妊娠期間中むくみが出やすく、また痺れ(血行不良が原因と考えられるものだと考えられます)も出やすく、それが長く続くということです。
おそらく体質的なもの、血圧や血液量、静脈の子宮の圧迫、筋肉量、そして習慣的なもの、運動量、食事、仕事、の包括的な理由によりむくみやすくなるため、なかなか簡単にはむくみがとれません。ただ、妊婦さんの声を聞いていて効果があるとみんな言っているのは、着圧ソックス(メディキュット)やオイルマッサージや指圧などで、これらは一時しのぎのものでしかありませんが、妊娠期間中のむくみを軽減し、比較的楽に妊娠期間を経過する助けになります。
妊婦さんはむくみひとつとってもこれだけの変化が影響して起こりやすくなるものであり、妊婦さん自身が妊娠出産産後にかけ、それはお腹の大きさや体重だけではなく、様々な生理変化が起きていること、そしてそれは出産時までではなく産後約1ヶ月ほどかけ回復し元に戻っていくことを念頭に入れ、無理をしないということです。この無理をしないということは非常に重要で、妊婦さんは横になって休んでばかりいると逆にコンディションが整えにくくなるのですが(担当医から切迫の恐れがあり安静にしているように指示される妊婦さんはまた別です)、あくまでも妊娠期間中、出産を挟み産後1ヶ月くらいは自分の体をよく観察し、多くの手を借りサポートを受けながら、回復、安静に努めるということが大切なのです。私も妊婦さんの指圧マッサージ治療に際し、妊婦さんにはいつもこのようなアドバイスをしています。

妊娠期間中の頭痛とストレス

2015年08月05日(水)15時55分
カテゴリ:お役立ちコラム 頭痛、ストレス 

妊娠期間中、肩こり、腰痛、仙腸関節痛、むくみ、明け方の足のつり、特徴的な様々な症状が頻繁に起こります。妊娠期間中には頭痛で悩まされる妊婦さんも多くいらっしゃいます。今回は、妊娠中に頭痛がおきやすい原因や対策など、妊婦さんと頭痛についてまとめました。また、妊娠期間中のストレスを緩和する意味も最後に書きましたので読んでもらえたらと思います。

妊婦さんに頭痛がおきやすい原因は?

目の奥から後頭部首にかけて突き抜けるような頭痛
私が妊婦さんを診てきて妊娠期間中多いと感じる頭痛のパターンは、妊娠初期、つわりの時期に多く見られる目の奥から後頭部首にかけて突き抜けるような頭痛です。この症状を訴える妊婦さんは非常に多く、傾向としては妊娠初期のつわりの時期という自律神経のバランスが乱れやすい時期、仕事のストレスがある(ディスプレ作業が多く目をよく使う)、など何かしら神経系のストレスがかかりやすい状況で起きやすく感じます。神経系のストレスを感じると、血行不良がおき、脳の血行が悪くなって頭痛が起こるだけでなく、首や肩も凝ってしまい頭痛を引き起こします。また人によっては鉄欠乏性貧血や妊娠高血圧症候群、ホルモンバランスの変化など様々な理由から妊娠期間中は頭痛が起きやすくなります。
頭痛には大きく「偏頭痛」と「緊張型頭痛」の2種類があり、どちらに当てはまるかをまず見極め対応することが大切になります。偏頭痛は脳の血管拡張されることが原因で、吐き気や嘔吐、肩こり、こみかめや目の周辺の痛みが伴い、ズキズキとした頭痛が起きます。一方、緊張型頭痛は血管収縮が原因で、後頭部から首筋にかけて頭全体にしめつけられるような痛みが起きます。偏頭痛と近々調整の頭痛では対応が逆になるので注意が必要です。

偏頭痛の対応 
ポイントは血管が拡張しているため、患部を冷やしたほうがいいです。温めるとより血流が良くなり拍動のたびにズキズキ頭痛がしてしまいます。偏頭痛が起きたときは、痛む場所を濡れタオルなどで冷やして、暗い部屋で休むようにします。このくらい静かな部屋で休むというのは偏頭痛に非常に重要なポイントになります。冷やすこと、暗くし安静にすることで広がった血管が収縮して頭痛がおさまります。本当に痛みがひどい時はお風呂は避け、シャワーにしておきましょう。アイマスクをしてゆっくりと休むのもおすすめです。

緊張型頭痛の対応
肩こりや血行不良などの血管収縮による緊張型頭痛の場合には、患部を温める、マッサージして緊張を取り除くと痛みが緩和されます。湯船に浸かって血行をよくするのも、リラックス効果もあって痛みの緩和につながります。首や肩のマッサージは神経系がストレスを感じ緊張した筋肉をリラックスさせ血行を良くし、血管収縮からくる緊張型頭痛の解消に効果があります。また深呼吸には「酸素不足の解消」と「リラックス」の2つの効果があり、血行を促進します。

ここまでが、ネットで調べれば出てくるような一般的な妊婦さんと頭痛の話です。しかし、私はアーユルヴェーダという伝統医学を勉強していて、この考え方や対処のテクニックを使っていくと本当に効果があるためお伝えします。まず頭痛の原因はほぼvataという風の質が乱れた時に見られる症状です。この風の質vataとは、風からも連想されるように冷たかったり、動きがあったり、不安定差があったりするのが特徴です。妊娠期間中、特につわりの時期はホルモンバランスや自律神経のバランスが平常時と異なり、気分の浮き沈みや体調の変化、消化力、様々な不安定さが伴います。この時期は本質的につわりのある妊婦さんはだれもが不安定であるため、vataが乱れやすく、頭痛のみならず、冷え性、腰痛症、不眠症、肩こり、便秘症、大腸性疾患、などといったvataが乱れることで引き起こされる症状が多く見られます。つわり自体はkaphaという水の質の増加に伴う症状なのですが、変化の激しさや不安定さが非常にある時期なので、vataも乱れやすくvata特有の症状が出てくるのです。
つまり、アーユルヴェーダ的に考えると、このvata風の質を抑え和らげてあげることで頭痛を含めた上記の症状は緩和することができます。vataを下げる対処法は、「温めると休む」です。風の冷える冷たい質、動き回る不安定な質と逆の「温めると休む」ということを十分意識して取り入れることで、非常に症状は楽になります。私の治療院はとても静かで、ベッドも広く非常にリラックスできます。このようなリラックスできる環境で、首、頭、肩といった頭痛に関連する箇所をマッサージでほぐす(ほぐすというのは温める効果がありvataを下げます)ことにより、おおよそ緊張性の頭痛は一回でも楽になります
もちろん妊娠期間中は非常にvataが乱れやすく、体質的にvataが乱れやすい人はなん度も繰り返す傾向がありますが、それでも体を温めること、十分な休息(昼寝ではなく規則的な早めの就寝)を心がけていると、頭痛ばかりか便秘や緊張、不安といった症状も楽になってくるので、ぜひマッサージを取り入れながら「温めると休む」を意識してみてください。

妊娠期間中のストレスの緩和の重要性

娠期間中の妊婦と赤ちゃんの関係は密接であり、妊婦さんが体調がよく、安定感があり、健やかであればあるほど、お胎の中の赤ちゃんにとっても心地よく、発育しやすく、穏やかで健康な赤ちゃんとして成長していけることは明白です。胎児神経系発育段階に妊婦さんがストレスを抱えていることは、お胎の中の赤ちゃんの神経系にとってもストレスであり、出産に向けたリスクの低減だけでなく、出産後の赤ちゃんの豊かな成長のためにこのストレスは必ず解消していく必要があります。私が見てきた妊婦さんの多くが仕事を持っており産休に入るまで、少なからずストレスの影響は受けます。もちろん働くことにより緩和されるストレスもあるのですが、通常と異なる体や心の変化やそれに伴う環境、対応の変化はまたストレスを生みます。妊娠初期から出産までの妊娠期間中を通し、痛みや不快感、不安や疲労といったストレスが少なく過ごすことができれば、お腹の中の胎児の安定、健やかな成長につながることは明白で、やはり自分がストレスをうまくマネジメントしていくという考え方が妊婦さんには特に重要だと感じています。妊婦さんの状態を良くしていくことが胎児の状態を良くしていくこと、それはすでに妊婦さん自身よく理解していることなのですが、実際多くの妊婦さんに接してみると忙しすぎて自分のケアをし切れず体を疲れさせストレスを溜めたままにしている、疲れをためたまま本当はケアをしたいけれどそれができず、赤ちゃんに悪いなという罪悪感を持っているという方も多くいらっしゃいます。
マタニティケアは、妊婦さん自分自身のためのものであり、同時に赤ちゃん自身のためのものであり、赤ちゃんの今後の健やかな健康、育児はすでにお腹の中に赤ちゃんがいる時から始まっているという認識のもと、マッサージを使って体や心のストレスを緩和し、食事や過ごし方のアドバイスを少しずつ取り入れケアしていくべきだと考えています。

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