マタニティヨガを良いという認識の変化
妊娠期間中にマタニティヨガをされる妊婦さんはここ10年で非常に多くなりました。背景には、かつての妊婦さんにとって妊娠期間中の運動はウォーキング程度に留め、おとなしくしているべきだという考え方が主流であり、妊娠期間中のプロポーションの維持、出産産後へ向けて積極的な関与は少数派の意見でしたが、実際にマタニティヨガスタジオが増え、マタニティヨガを取り入れてみることで、それが妊娠期間中の健康状態の向上、快適性の向上、出産産後に良い結果をもたらすことを体験できたことで妊娠期間中の過ごし方に対する認識が変わったことが考えられます。
マタニティヨガが妊婦さんに広く受け入れられ、妊娠期間中の快適性を上げる積極的な選択肢として認知されるようになったのに対し、マタニティ指圧マッサージが未だ妊娠期間中の快適性を上げる積極的な選択肢に上がってこないのはなぜでしょうか。
妊婦さんこそ妊娠期間中にコンディションを整えるために、指圧マッサージのような本格的なケアを取り入れ、コンディションを整え、出産産後に向け準備していくことが必要です。そしてそのために、指圧マッサージを受けることができる状況を整える必要があると考えましたが、妊婦さんが妊娠期間中に指圧マッサージを受けることが未だに少数である背景には大きく分けて4つの考え方があります。